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朝時雨
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作詞 天島 常理 |
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朝時雨
サビ
分かれた道の数は
苦しんだ分だけ
きっと出来るから
有り触れた日々の数は
笑い合えた分だけ
この胸にあの日の思い出が
朝時雨のような別れで
この身が濡れても
A
待ち合わせ場所の氷柱が
溶け始めた午後の夕暮れ
急雨に吹き込まれた溜め息は
北風が連れて来た冬の寒さに
流されて解けて消えた
B
愁いを唄う
苦しみの明日が
痣となり
雨を降らせる
サビ
離れた道の先は
努力した分だけ
きっと輝くから
錆び付いた鎖の罅が
解かれた分だけ
あの頃の君への擬しさが
夕時雨のような別れで
その身が濡れても
A
鉢合わせた通りの硝子が
濡れ始めた冬の帰り道
霙に冷え覚まされた手のひらは
君の身が連れてきた春の緩さに
逆上されて溶けて消えた
B
花が咲いた
冬の終わりに
夢が咲き
春を告げる
サビ
離れた道の先は
努力した分だけ
きっと輝くから
錆び付いた鎖の罅が
解かれた分だけ
あの頃の君への擬しさが
夕時雨のような別れで
その身が濡れても
サビ
分かれた道の数は
苦しんだ分だけ
きっと出来るから
有り触れた日々の数は
笑い合えた分だけ
この胸にあの日の思い出が
朝時雨のような別れで
この身が濡れても
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