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ヒト
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作詞 ネロ |
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ねえ僕の代わりはいくらでもいるのに
そこで諭して何が残るの?
突き放して見て見ぬふりしてるのに
なぜそう易々と引き止められるの?
人は易々と結論を出してしまうけれど
聞きたいのはそんなことじゃない
マニュアルのようなこんな世界なら
人は人で居られるのかな
ねえ僕の代わりはいくらでもいるのに
そこで諭して何が残るの?
君のためと優しく語りかけて来るけど
結局は自分のためなの?
僕と君は同じ生物だから
やり場のないこの感情も分かち合えるのかな
僕のこの壊れた心のパーツの治し方も
どこかに書いてあるかな
責め立てて
慰めて
傷付けて
抱きしめて
結局何がしたいの?
ねえ君は僕に救いの手を差し伸べてるはずなのに
その手は僕の首を絞めつけてやまないんだ
過去に戻りたいと強く願うが
戻れないからこその過去なんだ
ねえ僕は僕で貴方が貴方であるのならば
生きるとは結局なんなの?
砕け落ちて朽ちていって苦しみがなくなるまで
過ごしていけばいいのね
ねえ僕の代わりはいくらでもいるのに
僕を優しく包んでくれるの?
ねえ僕は君に何もしてあげられないけど
後ろ髪を引いてしまうの?
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