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ハルナヴァロフの十曜の月
作詞 あかさてな
ミッドナイトブルーの帳に覆われた世界
十曜の月が仄明るく輝きながら
各々の軌道に沿って天空を翔ける

黄金色に輝きしは陽帝の月
太古の時代より森の木々の
成長と繁栄を見守らん

白金色に輝きしは陰帝の月
森の木々には眠りを
禁忌を犯したる者には死を与えん

紅赤の輝きを放ちしは火帝の月
枯れて朽ち往く森の木々を
火炎を以て灰へと変えん

青緑の輝きに染まりしは水帝の月
地下水脈から海水に至る迄の水の流れを操り
森の木々に滋養ある水を与えん

赤茶色に輝きしは土帝の月
大地の育成力と地脈の流れを操り
森の木々を含む命の円環を司る

常磐色の輝きを放ちしは木帝の月
太古の時代より森の守り人達を
その輝きで導かんとする

鉛色の輝きを放ちしは金帝の月
大地の奥深くに眠りし宝と富
金属と宝石の鉱脈を見守らん

空色の輝きに染まりしは風帝の月
地上から遥か天球の高みに至る迄の
風の流れを自由自在に操らん

胡粉色の輝きに包まれしは氷帝の月
雪と氷の女王が其の権能を振るい
一時世界を凍て付かせて回る

雌黄色の輝きを発せしは雷帝の月
雷の鑓と天候の変化を操り
時として精霊神の怒りが地上に下らん

この様にして十曜の月
太古の時代より
ハルナヴァロフの一つの森を見守らんとする

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ハルナヴァロフの十曜の月
公開日 2024/06/17
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 此の作品は、オリジナルのファンタジー作品「ハルナヴァロフの風」に存在する十曜の月を、簡潔に書き綴ってみたものです。
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