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天秤座
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作詞 あかさてな |
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今は遥か昔
ギリシャの神々は
自らに似せて
人間を創造した
その時代は
平和と安寧に包まれていた
神々と人間は仲良く暮らしていた
しかし時が過ぎ
人間の数が増えるにつれて
争いや諍いが
絶えず彼方此方で起こって行った
そんな人間達に嫌気がさした神々は
天空の己の神殿へと去っていった
しかし正義の女神アストライアーだけは
人間を信じて地上に残り続けた
だが彼女の持つ黄金の天秤は
悪に傾いたままであった
此の事実にアストライアーも
泣く泣く人間を見捨て天空へと帰って行った
アストライアーの持つ黄金の天秤は
其の儘星宿となり黄道12宮の一つとして
夜空を彩る輝きとなった
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