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太陽系の10天体と西洋占星学
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作詞 あかさてな |
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太陽系を構成する10の天体
月、水星、金星、太陽、火星、
木星、土星、天王星、海王星、冥王星、
西洋占星学に於いては此れ等の天体は
人の顕在意識と潜在意識の働きと
密接に関わりを持っているとされる
月は誕生から7歳までの幼児期を担当し
本能と無意識の言動の癖等を司る
又、母性の象徴であり
男性にとっては理想の妻像
女性にとっては体現すべき妻像を顕す
水星は7歳から14歳までの学童期を担当し
直感か感覚、若しくは論理的思考か個人的感情
何れかの機能を用いて現実を認識すると同時に
学業の習得に関係し知性の発達にも関与する
又、他者とどの様に意思疎通を図るのかも示す
金星は14歳から24歳頃の思春期を担当し
持って生まれた感受性やセンス、自身を飾る方法や恋愛の傾向等を司り
入座して居るサインに依って趣味やお金の使い方、理想の女性像を顕し
男性にとっては理想の恋人像、女性にとっては体現すべき恋人像を顕す
太陽は太陽系の中心であり、24歳から34歳頃の青年期を担当し
個人に於いては意識的自我を顕す最も重要な天体で在る
太陽の働きは自己表現や自己実現の方法、サインが表す理念等を司り
又、理想的な父親像を顕し、男性にとっては体現すべき父親の姿
女性にとっては結婚相手に求める理想の男性像を示す
火星は34歳から44歳頃の壮年期を担当し
情熱や行動力、意志力や社会へ打って出る姿勢等を顕し
又、理想の男性像と性的衝動の在り方も火星の管轄下である
男性に於いては体現すべき男性像を顕し、女性では理想の恋人像を顕す
次なる天体は太陽系のツートップなる木星と土星
先ずは木星、幸運、成功、発展、拡大、44歳から54歳までの成熟期を担当する
12年に1度、約1年の幸運期間を支配するものの、此の幸運は等しく平等では無く
成功の為に日々、努力と研鑽を積み上げてきた者のみに与えられる特別な賜りものであり
其れが故に約束された幸運はその者を次なるステージへステップアップさせる
次なるは土星、54歳から凡そ70歳までを担当し、旧来では死までを担当していた
物質界、精神界問わず、影と闇、未分化な物、最も忌まわしき鏡にして宝石の原石
土星回帰(サターンリターン)と呼ばれる現象を司り、その者に死と再生を経験させん
そして土星外天体(トランスサタニアン)と呼ばれる天王星、海王星、冥王星
此れ等3つの天体は土星よりも遥かに大きな公転軌道を有し
其の影響力も個人的領域では無く、より大きな世代的集合的無意識に関与している
先ずは天王星、70歳から実質的な死期までを担当し
意識的自我の更に上をいく集合的超然的意識を司り
改革と飛躍、個人を超えた意識、発明と新発見、何物にも縛られない超然的自我
世代を動かすセンセーショナルな奇抜さを表現する天体でもある
海王星は集合的無意識を司る天体であり、年齢担当域は死後其のものである
個人を超えた感性と世代的流行、音楽を始めとする芸術芸能、ファッション
個人の意識を飲み込む潮流であり、神の力の片鱗に触れさせる天体でもある
最後に残る冥王星は死と新生の天体であり、最も大きな影響力を持つ天体である
其れは集合的無意識の更に大きな神秘的領域にまで及び、業(カルマ)をも司る
この様にして太陽系の10天体は占星学上、大きな意味を持たされている
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