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四大精霊の夜会 第2章
作詞 あかさてな
此処は大陸より遥か遠く
世界の南の彼方(はて)
絶海にして深き海底より
小さな島々が誕生する場所

生まれたての島々は熱く燃え盛り
冷たい海水の打ち寄せる波濤を浴びては
蒸発させながら徐々に冷え固まり

そんなとある夜の事
夜の女神が静寂の帳を広げて
月の女神が白銀(しろがね)に輝く馬車を駆り
星の女神が瞬く星々を散りばめながら
女神達が静かに召喚の歌を唱和すると
精霊界より四大の理を司る四大精霊達が
次々に其の姿を現さんとする

先ずは炎の精霊サラマンダー
序で大地の精霊ノーム
序で風の精霊シルフ
最後に水の精霊ウンディーネ

サラマンダーが未だ熱く燃え盛る島々に
右腕に持つ槍を突き立てると炎が鎮まり
ノームが目を閉じて静かに何事か念じると
冷えたての島々が一斉に草花を芽吹かせ
シルフが島々を飛び交いながら其の吐息を
吹き付けると芽吹いた草花が徐々に成長し
ウンディーネが島々に雨を降らせると
草花が其の蕾を綻ばせて一斉に花が開き

こうして新たに誕生した島々は
生命力に満ち溢れ先ずは虫達を
序で鳥達を呼び集め賑やかな楽園とならん

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 四大精霊の夜会 第2章
公開日 2023/09/11
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
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