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曇天の金曜日
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作詞 夏木壮一郎 |
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仕事を終え街を歩けばいつもの顔ぶれ揃っている 出会いの数々で巡り合えた奇跡を
酔った勢いでポロリと語る
"まさか俺たちがこんなことになってるなんてな" なんて一丁前の語り文句でしみったれの酒を煽れば解放の心が人間を悪魔に変える
盛場で酒が進めば喧嘩なんて当然起こるさ
隠していた本性剥き出して肉体ぶつけあってら それ見て笑っている奴らも それ見て泣いている奴らも全部同じ人間だろうよ
絶えず誰かを裁いては 勝つことだけを夢見て
偽善の魂振りかざし 己の強さを測るのさ
なんて素敵な金曜日だろう
こんなにもたくさん人が溢れかえる
一体どれくらいの人々が心に悪魔を
忍ばせているのだろうか
なんて怖いんだい
絆の意味を探ることなく純粋に
笑えるなんて幸せ者だろうよ
晴れた空の下出会えてよかったな
仕事を語る街の連中には明日が見えているのだろうか 成功の数々で培った人脈に
酔った勢いでポロリと話す
"まさか俺たちがこんなことになってるなんてな" なんて気取った語り文句で極上の酒を煽れば 自制の心が損なわれる
盛場で酒が進めば口論なんて当然起こるさ
隠していた本性剥き出して意見ぶつけあってら それ見て笑っている奴らも それ見て泣いている奴らも全部同じ人間だろうよ
絶えず誰かを吊し上げては 成功だけを夢見て 偽善の魂振りかざし 己の力量を測るのさ
なんて素敵な金曜日だろう
こんなにも楽しい人が溢れかえる
一体どれくらいの人々が心の天使を
もてなしているのだろうか
なんて幸せなんだい
愛の反抗を知ることなく純粋に
笑えるなんて幸せ者だろうよ
曇った空の下出会えてたらよかったな
"素敵な金曜日に現れる悪魔
誰もが抱える闇の結晶
素敵な金曜日に現れる天使
誰もがひざまずく光の三原色
俺には悪魔だけしかいないけど
お前にはまだ天使がいるんだろう"
なんて素敵な金曜日だろう
こんなにも涙がとまらないのは
みんなが悪魔に見えてしまうからかい
三原色の混ざり合いが怖いからなの?
光なんてあるはずがないのに…
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