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高鳴る
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作詞 her |
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自分勝手が恋で
相手本位が愛なら
この胸騒ぎはどちらだろう
手のなる方へ
一歩先は闇か
空から落ちてしまった鳥か
誰だっていつでも自分を優先してしまうでしょう
愛は理性なのだろうか
恋は罪なのだろうか
手のなる方
笑えるわけないでしょう
自分には手に入らない未来
いつだって自分の幸せを本気で信じてしまうもの
望みはきえるのだろうか
現実は告げるのだろうか
ぬかるむ足下
つぎはぎして繕って上塗りして誤魔化して
こんなに重たくぎこちない羽で
飛べるのだろうか
それでも理由を見つけては
諦めない理由を見つけては
無様に不器用に飛んでいく情(わたし)を
嗤って 微笑って 笑って
啼いて 鳴いて 泣いて
そう独りよがりだっただけ
そう逝く先がなかっただけ
そう飛び方がわからなかっただけ
手のなる方へ
導いて 情(わたし)を
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