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透明な僕ら
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作詞 つきなみゆうき |
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誰かのせいにできる事
その誰かが今生きている事
最高に幸せな事なのかもしれない
知らない、知れない人々の狭間で
揺れ動く感情の波に浮かんでいるだけの僕ら
心が見えすぎるこの空間に
判断を委ねられる重席に
明日を迎えるに見合う何かを
僕は落とせているんだろうか
声にしてしまえば曲がっていって
音に乗せてしまえばキレイすぎて
心閉ざしてしまえばただ寂しくて
失くすことなんてできないで
虚ろに眺めたままのガラス板に想いを託して
今日をとじる僕ら
誰かのせいにできる
その誰かがいなくなったら僕は僕は
透明な繋がりで疑いだらけの世界の中に
観たいものにだけフォーカスできる文化に
感情だけ偉大に成長させて純度が歪んでいく
君のせいにできるのは
君がそこに生きてくれているからだ
憎しみも愛も僕の中で光となって内に灯るのは
君がそこに生きてくれているからだ
描けないで
駆けないで
賭けないで
欠けないで
そこに居る
夜が深くなっていく
君のせいにした自分を責めながら
そんな幸せを感じながら
世界は回転して
愛せないことの言い訳を落としながら
僕らは眠り明日を繋げていくだろう
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