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妖精の国
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作詞 teto |
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拝啓 この頃私は
君と同じ名前の妖精を
飼っているのです
いつも左上でふわふわと舞って
たまに話しかけて
そんな妖精が
いつからか存在したのです
長い日々の中
すっかり飼い慣らされた妖精は
私のささいなミスを笑ったり
たまにいじわるなことを言って
いつか消えてしまう全てを
些細なことだと
思わないでくれる
小さな爪痕を残して
私を傷つけて
君を探して空を見たら
綺麗な青が
すり抜けていくから
小さな窓から
何度こんな幻をみるのだろう
小さな私にも
大きな奇跡が巡っていると
そんなことを考える夜
妖精は踊る さよならを告げて
時々 楽しいことがあった時
妖精は消えてしまうから
私はなるべく寂しいふりをしていた
妖精は踊る 妖精は踊る
君にさよならを告げて
私も踊る 目を閉じて
妖精にさよならを告げて
拝啓 君にも
朝が訪れますように
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