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卒業。
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作詞 のんのん |
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もうすぐあんたは卒業しちゃうね。
あんたは嬉しいと思う。でもあたしは嬉しくない。
あんたがいなくなるとあたしはなんか消えてしまいそうで怖くて。
あんたは言ってた。この学校にはおれの暗号が隠されてる。見つけてくれよ。 と。
この学校にはあんたの暗号が隠されてる。でもあたしはあんたの暗号を見つけるために来てるんじゃないよ?
あたしはあんたの暗号を見つけに来るんじゃなくてあんたを見つけるために来てるんだよ。
あんたがこの学校から消えればあたしはあなたの暗号を探すと思う
だから今だけあんたを探すの。
本気になっちゃったらあんたを探すため東京タワーに登ってまで探すよ?
卒業式当日、あたし泣くかも。大泣きするかも。
迷惑だけどゴメンネ。嫌っちゃうかもしれない、ゴメンネ。
あたしは追いかけることができないから、ただ泣くことしかできない。こんなあたしでゴメンネ。
叫んで呼び止めることもできない。ただ大泣きするだけ。
大泣きし終わる時はね、あんたが去ってから。
その後あたしはあんたが残した暗号を探しまくる。
あんたの残したその暗号は、あんた独特の暗号かもね。
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