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コウテイよ、統べて認めよ
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| 作詞 孝徒 |
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腰曲がり去れと虚無に吠え 機械仕掛けの川の底で
血に満ちた眼は見開かれ 世は安泰ならずと酸を吐く
ヘドロの泉は遠かれど 向こうの娼婦は嘘臭く
誰がはじめと信じ 揺らぐココロは騒がしや
手を伸ばし身をよじり 開口を乞うや浅ましき
何故光をかき消して 洞穴に叫ぶや伏せた君
コウテイが コウテイが 降り立つあの夜が待ち遠し
コウテイや コウテイや 地上にさんざめく子らに狂え
コウテイへ コウテイへ ワラワラと掴むや欲を張り
コウテイか コウテイさ 翼に縛られ愛おしく
真実にヤンヤと波を乗り越え欠片の真価や知らず
あの遠い炎に生えたる壁は浸されたエンジン
時の波を踏み越えた先にはるかな世界を見出だして
クルクルと空を焦がす獣の報せに耳を塞ぐ
静寂よ災禍を靴底に 遠ざけて時に委ねても
方舟の航路はやや遅く 舵は残酷に動きつつ
コウテイが コウテイが 手を振るあの子に縄をつけ
コウテイや コウテイや 地平の那由多に水を打ち
コウテイへ コウテイへ 黒い兄弟が押し寄せる
コウテイか コウテイさ 赤い交差が陽を浴びる
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