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帯オビの天使サマ
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作詞 孝徒 |
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ヘラクレスが靴を履き
遠い山に出ていった
帰りはいつかと耳に当て
遠い息吹が鼓を冷やす
アラアラと駆け抜ける
過ぎた娘に目もくれず
花畑を踏み破り
轟きを置き去りにして
曰く力強く
道は途切れ途切れ
あれは善のイデア
誇りは儚くすり抜ける
正義は守っちゃくれない
オレの信仰は暴力
愛は癒しちゃくれない
オレの敵はオレだけさ
天気が焼く故郷
ひらりと鱗が落ちて
誰の声が背中を透る
隣にあんたはいらない
狂う方位磁石
針は旅をやや突く
今知らぬ先の路を拓く
オレの地図を作ろう
先々と征こう
友愛を種に食い繋ぐ
拝金主義は肌に合わない
ただ入場券はソレだけさ
やったものは戻らない
ひだまりは赤く
後光のない闇の底
それが全てだよ
あんたは正解じゃないのさ
あんたは正解じゃないのさ
この目はカナンを見てる
ヤワなら良い
どうでも良い
そこらで指をしゃぶっていてくれ
あんたは大切じゃないのさ
あんたは大切じゃないのさ
ボルガは涙じゃ通れない
あるべきものは
分かったろう
贅沢も後悔も許さない
あんたはお呼びじゃないのさ
あんたはお呼びじゃないのさ
悲しくないのに泣いたり
三文芝居は
もう沢山だよ
救世主なんてオレが蹴散らすさ
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