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砂漠の眠り姫
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作詞 愚者 |
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がらんどうな夢のあと
枯れた砂漠にはオアシスもない
怠惰な理想郷
私もいつか消えてしまいたい
この愛は誰のもの?
あなたの事は知らないくせに
だってほら見てごらん
蜃気楼さえも在りはしないの
あなたが望むのならば
私のこの身体をあげるわ
喜怒哀楽の中で巡り巡る
愛を晒して踊りましょう
カラカラの風に揺られながら
砂上の楼閣奉ろう
灰に変わって眠り眠る
心もいつか雨になる
寝物語を終わらせたなら
来世でまた会いましょう
植えた林檎も育たない
こんな砂漠には潤いがない
退化し荒んでいく
あなたもいつか消えてしまうのね
その愛をくださいな
私の事は知らなくて良い
だってほら見てごらん
歪な夢は形を変えていく
あなたが望まなくとも
私のこの想いをあげるわ
喜怒哀楽の中で祈り祈る
私にそっと口づけを
カラカラの瞳揺らしながら
あなたの事を崇めるわ
愛に変わって憩い憩う
瞼をそっと閉じたなら
朝の光で眠りにつくの
来世でまた会えるでしょう
喜怒哀楽の中で巡り巡る
愛を晒して踊りましょう
カラカラの風に揺られながら
砂上の楼閣奉ろう
灰に変わって眠り眠る
心もいつか雨になる
寝惚けた眼を擦ったなら
来世でまた
愛を求めて祈り祈る
私ともっと踊りましょう
枯れた林檎を頬張りながら
今日も朝日を崇めるわ
灰に変われど憩い憩う
瞼をそっと閉じたなら
砂に埋もれて眠りにつくの
来世でまた会いましょう
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