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オールド
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作詞 愚者 |
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いつか見た憧憬は今もまだ鮮明に
あの日交わした約束も
溢れ落ちていく下らない情熱も
何故かまだ僕の胸の奥に
通り過ぎていく何気ない風景に
あの日の僕が立っていて
ただ見つめていた
きっと「それでいいのか?」って
僕に問い掛けているんだ
いくらでも両手いっぱいの
夢を語り尽くしてた
あの頃の僕は何も怖くなかった
路地裏に転がってた
ありふれたストーリーでさえも
強く胸を焦がしてくれたんだ
年を重ねては忘れていくんだ
優しさの本当の意味を
分かったフリして人を傷付けて
自分を守っていたんだ
僕が背負ってるカバンの中には
ガラクタばかり詰められて
だけど「大切なものや
捨てて良いもの」って
分けられるはずもないんだ
孤独に生きていくのが
本当の強さだと思った
誰かの優しさに触れるのが怖かった
路地裏に佇んでる
こんなに弱い僕だけど
今もあの青を覚えている
全てに怯えて暮らしていくのは
孤独と向き合う事じゃないと
分かってるつもりで目を逸らした先で
あの日の僕が僕を見つめてた
いくらでも両手いっぱいの
夢を語り尽くしてた
あの頃の僕は何も怖くなかった
路地裏に転がってる
ありふれたストーリーで良いさ
きっと輝いてる
だから僕はこの胸に
まだ燻る情熱を抱いて
約束を果たしに行こう
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