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哀れな心根
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作詞 野馬知明 |
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取り返しのつかない時を 奪って
巡り逢いは いつも私に
限りなくも 儚い時の 悔やみを
染みつかせて 去って行きます
口から出る言葉はいつも 裏腹
語り合いは いつもあなたの
心の襞 傷つけ 嘘の上塗り
ほんとのこと 何で言えない
臆病な生き物は 巡り会うとき
いつも逃げようと 身構えるものなのです
かくばかり いたいけな 心根だから
愛よ その棘を 見せないで
取り返しのつかない言葉 返して
さようならの 香る手紙は
美しくも 儚い棘の 痛みを
胸に植えて 刺さる後悔
細やかな生き物は 失うことの
つらさ悲しさに 耐えることすらできない
かくばかり 細やかな 心根だから
愛よ その棘を 見せないで
愛してる なのになぜ 愛していると
言えず 口ごもる 愛が遠く逃げて行く
こんなにも 愛おしい 心根だから
君よ この愛を 抱きしめて
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