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下町慕情
作詞 野馬知明
  金魚 浮き草 鉢売りが
   町に初夏告げながら水を撒きつつ歩いて行くよ
    水槽の冷ややかな水に頬よせる君の瞳が
     とても とても 涼しげだ

  竿屋 青竹 竿売りが
   町に秋風連れながら竿を引きつつ歩いて行くよ
    青竹の爽やかな肌に口づける君の瞳が
     なぜか とても 淋しげだ

     三社祭の御輿がざわめく
     横笛や太鼓に送られて
     うら寂しい隣町に君は嫁いで行った

  羅宇屋 羅宇竹 羅宇替えが
  町の初雪踏みながら煙靡かせ歩いて行くよ
    門松の華やかな路地にふと伏せる君の瞳が
     なぜか とても 悲しげだ

     初詣の晴れ着が眩しい
     御守りや破魔矢を抱く君に
     今年こそは幸せにと僕は祈って泣いた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 下町慕情
公開日 2021/02/12
ジャンル 歌謡
カテゴリ 別れ
コメント 「リアカーで金魚売が水を撒くか」という西沢爽の酷評には、おもわず唖然とした。
野馬知明さんの情報













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