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city light
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作詞 南 東西 |
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多忙な日々に疲れた君は ちょっと散らかった部屋の中で
色褪せた一枚の 懐かしい写真を見つけた
隣に写るのが誰なのか 今ではもう憶えてないけれど
都会に染まる前の 君の笑顔は素敵だった
夢見ることを恐れ始め 社会のQuizに戸惑って
『安定』と『幸せ』を手に入れた はずなのに
都会の光に照らされて 道に迷った君は
僅かなビルの隙間から 何色の星を見るの?
今 君に見えているのは 写真とは違う景色
星のない夜空見上げた君は 写真に写ったあの風景を
しばらく探して 溜め息と共に諦めた
「私はなに?」って訊いてみたって コンクリートは答えない
「あなたは誰?」って訊かなくたって 答えは知っていた
すれ違う人に問い続ける 小さな君は
手にした写真の褪せた色を いつ思い出すの?
隣に写る誰かの顔を いつ忘れたの?
汚れた空気に溶ける息は 君の消えた夢
求めた光とこの明かりは 別のモノだった
写真に写る光の中 思い出したなら
都会の明かりで消えた星を 見つけに行こう
あの 誰かが待つ場所へ
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