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朧
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作詞 透明人間の愛用眼鏡 |
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遠く遠くの神様へ
姿こそ見えないけれど
僕らのことを見守ってる神様へ
あなたたちの目はたぶん節穴なので
僕が人間の醜い現実を教えます
人を乳の大きさで判断する人
物事の内側を覗こうと必死で
なにもかも見えなくなってる人
考えるのが
怖いのか 面倒くさいのか知らないけど
人に聞くことしかしなくなった人
画面に映る絵を
必死に愛でている人
やる気が出ない人
それを自分のせいにする人
何もやらない人
それが正しい理由がわからないから死ぬ人
死に方は知ってても死ぬ気力がない人
死を正当化したかった人
死を正当化したつもりの人を批判する人
死のうとしている人間を正当化しようとする人
遠く遠くの神様へ
姿こそ見えないけれど
もしそこにいて見ているのならば
一つ 答えてはいただけないだろうか
僕らは何故
生きているのだろうか
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