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奇妙な夜
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作詞 Metaphysical Cat |
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肌寒くて目覚めた夜更け
まだ冷めない温もりを探す
再び夢の世界(なか)に行こうと
目蓋の裏を見つめているの
幾ら待っていても
その向こう側へ行けない
オレンジ色の薄明かり
小汚い部屋にて
幼い頃から変わらない
自分だけの特別なルール
真っ暗がりじゃ眠れない事
必ず傍に君がいる事
幾ら待っていても
まだ向こう側に行けない
諦めかけていたその時
動けなくなったの
見えない蔦で手と足は磔にされて
私は何処に行くの?
微かに残る意識まで無くしてしまいそう
苦しい 息が出来ない 苦しい
皮膚が剥がされていく
開いた視界には
いつも通りの天井と知らない誰か
薄ら 靄のような
寂しい色をした服を纏って
無言で話しかけてくる
何を言っているのか分からないけれど
無言で話しかけてくる
何が分からないのか言ってみる
無言で話しかけてくる
何を言っているのか分からないみたい
無言で話しかけてくる
何が分からないのか分からない
私は何処に行くの?
苦しい 息が出来ない 苦しい
寂しい色の服を纏った知らない誰かは
私に倒れるように重なって消えた
その刹那 自由になれたの
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