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愛し合ったこと
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作詞 朔neko. |
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聳(そび)え立つビルの吹く風
私の心ごとを冷やす
何年かぶりに降る雪
あなたの姿が もう遠い
−運命を遮(さえぎ)られて
サヨナラを受け止めて
涙越しのあなたが見えにくい
好きがあった時期に触れた
これが運命だと勝手に思った
心揺れる暇もなくて
愛し合った
しあわせが今日崩れた
街のなか 歩く姿が
やけに胸に残る孤独さ
雪がまつげに触れて溶け
涙へと増して そう増して
−複雑な想いが鳴る
耳につく風のよに
もう笑顔じゃなくたっていいよね?
じゃあじゃあ泣いて 膝も泣いて
あなたが見えなくなったら止まらない
堪(こら)え噛んだ口も切れて
愛し合った
形跡が夢と果てた
−雪さえ美しくない
サヨナラを置いていく
あなたに感じた終わりが憎い
「待って...」だって言いたかった
あなたに笑みながら 声ふるわし
何年かぶり街が吹雪く
久しぶりなのに寒くて冷たい
まるで今日に起きたことで
愛し合った
過去を残さないように...
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