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夜光蝶
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作詞 朔neko. |
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電信柱の街灯に
集まる蝶に成りきれずに
行き交う帰路に着く人を
眺めながら酒を呑む
ひとりなったあの日から
人間観察 趣味になる
「付き合いたい」と我儘は
言わないけれど そばにいたい
街灯よりも眩しくて
そんな人に着く 夜光蝶
色とりどりの羽広げて
留まることはけしてしない
あなたの背中 見つけては
追って 追って 酒を酌む
寂しくなって 泣き上戸
朝昼晩と飲んだくれ
「も一度」と願うことはタダ
思う分ぐらいいいじゃない
誰より何よりあなたを愛し
そんな夢をみる 夜光蝶
羽ばたく羽が千切れても
一生懸命 追いかける
街灯よりも惹かれる人が
とことこ歩き 背を丸める
そんな人に喝を入れる
百円玉を探すんじゃないと
愛する人に今もまだ
愛を求める 夜光蝶
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