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幻色の雨
作詞 Ibu
道を歩いていた 雨音が聞こえてきた気がした
只濡れるメロディが 傘越しに感じ取ったんだ
不安感、不信感、それらが募った先にあるのは
今日も晴れという、事実だけで

「濡れなければ傘なんて」そんな強がりも今日までで
「だけど濡れ続けてんだ」その雨に救いは無いのか?

嗚呼、神よ。
この雨を齎せてはくれぬか
嗚呼、雨よ。
祈りの言葉を問いかけてくれぬか

濡れて美学を得た気になっている
そんな私が嫌いだ

色が付いた それはおかしい事なのか?
雨音の音色は 不変的な儘らしくって
幸福感、熱中感、探し続けて見つけたのは
今日は曇という、揺らぎだった

「気にしなければいいの」そんな現実にも逃げられなくて
「心休まる場所は何処?」悲しみが増すばかりで、辛いな

嗚呼、命よ。
この純粋無垢を終わらせたくなくて
嗚呼、水よ。
心の潤しは今日も叶わなくって

濡れて快楽を得てしまっていた
そんな私も、

何も見えない、見えてはいけない?
何かを得ると、聴こえてしまうのか?
こんなメロディが鎮魂歌となるならば
「心の傘をどうか」を謳おう

嗚呼、君よ。
これを最期にしないでくれ
嗚呼、私よ。
この先もメロディを綴ってくれ

嫌いを続けたメロディが
誰かを救うならどうか

嫌いでも、好いていても
この雨がもし、止む事があったら
笑顔の華は咲いてくれるかな

それでも、この色を忘れない

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 幻色の雨
公開日 2023/01/06
ジャンル その他
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コメント 君にしか見えない雨にも、傘は必要なんだ
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