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佳人薄命
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作詞 Ibu |
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僕にとって救いだった人は
前に逝くのがあまりにも早すぎて
その美しさが僕にあったなら
多分、僕もなんだろうな
でも、僕は美しくない
黒く澄んでいるからさ
ああ、ここまで来れてしまったのは
りゆうなど要らない、貴方の所為だから
がんばった結果がこの惨劇だったら
とおく見据える事も何もかも
うろたえるしか、うろたえるしか
僕にとっての幸福は
君にとっての不運だったりするのかな?
美しくあろうというのがそんなにも
赦されない事なのでしょうか?
じゃあ、僕は美しく
純白だって言い張れたなら
ごもっともだとも、こんな世界
めを見て話す事すらできやしないのさ
んなこたぁ分かっていたのにさ
ねがってしまったんだたった一つ
生きててという願いを
この世はあまりにも汚れすぎて
その中の君が輝いていたのさ
只君に逢いたい、それすらも
叶わなかった、でも、でも
さいごをどう過ごすかなんで
よゆうがあれば考えられたのかな
なら、出来る事は只一つだ
らいせを願う位だ、多分
まあ、そんな人生だったんだと
たのしめた私がいるのならば
会いに行きたいが身に沁みついて
おのれが美しくないからこそ
うるわしき人になれたのかな
優しい人程早く去ってしまうのは
最期まで優しかったからだ
悪い人で飛び交うこの世界で
君だけを思っていたからだ
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