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人生欠乏症
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作詞 Ibu |
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僕の人生は何がか足りない
らしいと誰がか云っていた
僕の人生に彩りが足りない
そう云われたら、焦っちゃって
今からでも取り戻そうとするが
病の様に足りなすぎるんだ
僕の人生は何処か欠けている
何処まで欠けているが分からないのに
足りないという事実だけが
僕の人生に襲ってくるのです
栄養が無いと困る様に
僕の人生は乏しく欠けてて
せめて分け与える事が出来たら
ちょっとは染められたのかな
友達みたいな繋がりがあったなら
欠乏する事なんてなかったのかな
僕の人生が欠けてしまったのは
いつなんだ、思い出せないんだ
この病に掛かって早数年
まだ治る気がしないんだ
この病の治し方は
やりたい事を増やすに限るが
そのやりたいすらやめさせる
この鬱をどうか、消えてくれ
欠乏の人生をまだ生きるよ僕は
足りなくてもたった一つだけある事
それは今も生きているという事
それだけが確かだったんだ
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