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Cut pineapple
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作詞 Ibu |
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私は完全にはなれないわ
どうか許して欲しい
花を咲かす事ができなかった
不完全な私で
でも、皆が食べられる様に
丁寧に切り分けたよ
美味しいと云ってくれたら
いいなって
果実の汁が目に沁みついて
痛みという名の水滴が落ちる
どれだけ演じていても
どれだけ誤魔化しても
どうにもならない現実が
目の前にあった、あったが故に
完全主義者の理想論には
私自身じゃ達成できなくて
只、切り分けた一つの果実として
そこにあった、あったが故に
やはり完全にはなれないな
許されなくてもいい
花を咲かす事ができたら
不完全でもさ
皆食べてくれたかな
僕は食べれなかった
普段だったら食べれた筈なのに
なんてだろう
その汁の味は意外と
甘味なでも苦味の様な
どれだけ頑張っても
どれだけ努力しても
君にはなれなかったなと
感じてしまう、しまうが故に
完全の意味を以てしても
私はパイナップルにはなれなくて
只、切り分けた無情の日々を
感じてしまう、しまうが故に
完全に染められたその全てを
まるで映画のワンカットの様に
一枚ずつ切り分けたのがさ
こんなものだったなんて
どれだけ足掻いても
どれだけ藻掻いても
君じゃないと意味がないと
思ってしまった、しまったが故に
自分は完全ではなくてもいいから
誰がか完璧であって欲しかった
その一枚の切り分けた果実を
私は渡すだけ、渡すだけだった
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