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人の味
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作詞 Ibu |
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知ってはいけなかった
これが私の味なのでしょうか
血から肉まで私が沁みついて
味わってしまったのです
知りたくなかったな
知ってなんの得がある
そんな味を
自分の味を
嗚呼、これが罪の味
一度知ってしまってはいけない
僕も知らないその味を
君は味わってしまったのか?
嗚呼、これが私の味
そうか、これが人の味なんだ
誰も知らないその味を
僕は味わってしまったのか?
知るよりも知らない方が良い
当たり前だろ、それを知ってしまったら
人の道徳に反しているだろ
何故手を伸ばした
知りたくなかったな
知ってなんの徳がある
そんな味を
自分の味を
嗚呼、これが赦されない味
一度知ってしまったら負け
僕自身もその味を
曖昧な表現でしか伝えられない
嗚呼、これが赦されるなら
人の味は日常と化す
表では正義っぶっているけど
裏じゃ当たり前の味だ
世の中色んな味があるけど
禁じられた味がある事
それを忘れぬ事
それが罪の味である事
人の味を知りたかりの人は
なんの常識を逸しているんだ
正直こんな歌
歌いたくなかったよ
そんな味の歌
嗚呼、絶望の味か
罪悪感を浴びる様な味覚
まだ知らないなら知らない儘がいい
そういう味なんだ
嗚呼、悲しみの味だ
死にたくないが生み出してしまった
もうそこには世界は広がらない
罪の味を背負うしかないだろ
理由なんで言い訳にしかならないのだから
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