ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票
 コメントを書く

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

蟋蟀と蟻
作詞 Ibu
彼は演奏者、奏でるのを生にしてた
それが彼の生き様であり、彼の象徴だった
彼は労働者、働くのを生にしてた
それも彼の生き様であり、生きる意味だった

生真面目に下手くそなメロディを見せては
それを馬鹿にして、その曲を背に生きてた

蟋蟀は音楽と常に向き合ってた
蟻という観客に伝える為
蟻は音楽を馬鹿馬鹿しいと思ってた
その姿はまるで昔の蟋蟀の様だった

冬が来て、乞食が欲しいと嘆いた
この道では生き残れないと知ったから
食を溜め込んでいた彼は見捨てた
彼の音楽が好き、それを言えずに

蟋蟀は自分と向き合ってた
この音楽が意味のある事かと
蟻は諦めを誘った
悟れば君にもという、悪魔の囁き

音楽を止めさえすれば
反省した様に見えるだろう?
せっせと皆の様に働けば
昔の自分に戻る

それでもと蟋蟀は歌った
諦める位なら死んでやると
蟻は実は憧れてた
その音楽を

彼を支えられるなら
蟻は答えた
その期待に添えられる様に
蟋蟀は返した

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル 蟋蟀と蟻
公開日 2021/08/30
ジャンル ポップス
カテゴリ 応援歌
コメント 蟋蟀は音楽を奏で続けた
Ibuさんの情報













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ