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不種
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作詞 Ibu |
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不の種が落ちた
望まぬ種が落ちた
その種を人は
不種と呼んで
軽蔑した
不があるからって何になるのでしょう?
それが自分に害があるのなら
要らない、要らないよ
でもそんな種も無いと
世界は回らなくて
不幸になりたくないな
不安にもなりたくないな
でもその種は僕らの体に
染み付いて離れないのです
不ばかりが募っていく
感情が可笑しくなってゆく
僕は何?
寄生されて生きる人間に
何の価値があるのだろう
悲、哀、鬱、憂
気持ちが下がるものならば
喜、嬉、楽、幸
そっちの方が良かったなって
良かったなって思ってしまう
この無くした思い出を何度呼ぶ?
忘れた頃にその種はまだ来る
もう来ないでと嘆いても
その種は何れ芽が生えて
すぐすぐと花へと変わってくでしょう
そんな花は嫌だそれでも
皆の心に咲いている
咲いている
最低だ
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