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孤独を謳った鎮魂歌
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| 作詞 Ibu |
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「明日世界が崩壊します」
そんなニュースを聞いた所で
私が孤独である事に変わり無くって
そんなもんで
そんな未来予測を聞いたって
僕の日常が変わる事なくてさ
でも、どうせ同じ終わりなら
誰か私を鎮魂してほしくてさ
本当だと疑う程に、此の世界は変わらなくてさ
吃驚しちゃうよ、事実で有る事を何度も確認して
あゝ本当なんだと、そうなんだって分かった時
僕は孤独を後悔したんだ、だからこそ
自分に向けて私は謳います
この長い長い鎮魂歌を丁寧に正しく僕の為に
悲しい歌にしない様に
そっと、そっと、優しく
包む様に謳った
「今日で世界は崩壊します」
昨日のニュースは本当みたいで
今迄孤独でいた事を歎いて
振り返ってみた
そんな未来予測は正しかった様で
僕の日常を非日常へと変えてしまった
そんな、日々が皆と同じならばって
一緒に鎮魂をしてほしくてさ
本当と信じない程、終わりへと近づいていって
吃驚しちゃうよ、疑念が確証に変わってさ
あゝ嘘じゃないんだと、理解を示したその時
僕は孤独を選んだ、だからこそ
自分に向けて私は謳います
このとてもとても素晴らしい最期を彩る為に
世界の色が変わるその日迄
そっと、そっと、落ち着いて
柔らかく謳った
もしも、僕が最後のヒトだとしたら
周りの最期を見届ける事はできない
だから、僕は僕なりの最期を送ろう
例え本当に最期じゃなくても世界を
最期迄僕は僕に謳った
孤独である事を直隠ししながら謳った
世界がどうなるとかどうでも良くて
そっと、そっと、散り逝く様に
僕らしく謳った
「貴方が最後のヒトです」
そのメッセージを皆が聞いてた
僕は自分に鎮魂することができたのだろうか
それを確かめる為に旅に出た
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