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蓼食う人も嫌い嫌い
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作詞 Ibu |
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頭(こうべ)を旋らす歌も初陣も類怠ぃな
もう同日の談ではねぇ事に気付けや
不精ったらしい堕落しねぇな気めぇな
故(だから)蓼食う人も嫌い嫌い
貴方(あんた)等が草草為手居る間にさぁ
私(あたんし)の苦労の繰ろうを知らざぁ
為らば知らぜぇのが理窟の所存だ
頭(かしら)に叩き込んでやるのが道理だ
見もしねぇ人が嫌いだ
蓼食わねぇ人が嫌いだ
蓼用意した己が嫌いだ
試みもしねぇ己が嫌いだ
他人交互は充分堪能為た
己としての独創を創造を嗚呼明らめた
自分交互は盲御免
驕れる者久しからず、鏡を視た様な
弌で完結、煮で崩落五月蠅ぇな
蠅を誘う為に沸いて来た訳ねぇだろ
仝虫為ら蓼を御所望?為らば大歓迎
仝人なら蓼は無用?為らば措いてけ
忌を意味とする人が嫌いだ
意味を忌とする人も嫌いだ
向き合えない己が嫌いだ
肯定できない己が嫌いだ
誰彼交互は誰もが試みた
試みなかったのは自分だった
憬れ交互は猛意思
過去しか久と、己を暴挙に出た
居間から今を見つめていた
自分が好き好きと虫達は笑った
好んでくれるならそれで良いのさ
でもこの辛さに人は嫌いになったのさ
無私無視交互に蹴りを一つ
"ぼく"なんで似合わない言葉を
星々交互は妄終
よう久しぶり、昔の弱い自分
己自身が嫌いだ
嫌いと謂う己が嫌いだ
巫山戯た己が大嫌いだ
故(だから)己が好きなんだ
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