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遊ばれてた少女人形
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作詞 Ibu |
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私は人形、人の形をしていた
抑々人であったが怪しいな
遊んでくれていたんだよ
彼氏ずらしたその子供はさ
涙は出るようにできている
そうできているんです
そう思わないとさ
この涙の意味が解らなくてさ
液体を流すだけ流して
後はポイってしちゃうだけ
遊んでいたんじゃなくてさ
遊ばれていたんだなって
気付くには余りにも遅すぎてさ
その人形は酷く汚れてしまった
きっとこれは雨だろうな
それ程までに私は少女だった
仮に私が人形じゃないとして
何が変わるというのでしょうか?
今日も明日も遊んでくれる
そう言って彼は去ってった
人形として生きるには
余りにも精密に
余りに繊細に
作りこまれているのです
交わるだけ交わってさ
次の人形に移り変わるのでしょう
やはりさ古臭いモノと比べたら
新品の方が良かったのでしょうか
生まれ変わって君にあっても
同じ様に酷く穢れてしまうのでしょうか
きっとこれは雨だろうな
まだ少女と語るのでしょうか
私は健全で、幼き少女と
そういうには余りに成長しすぎた
棄てられたモノの苦しみを知ってよ
私の事を知ってよ
遊ぶだけ遊んでさ
汚して捨てたのでしょう
その人形は人であって
形だけのモノではなかったのです
「人なんだよ」と言ったとしても
人形の様に放置してしまうのでしょうか
きっとこれは涙だろうな
涙を流した少女の物語でした
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