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母を額縁に飾るならば
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作詞 Ibu |
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母、貴女が望むのなら
私を大切に育んで
生かしてくれた事只其れだけが
価値のあるものなのです
貴女を絵として飾るのなら
どんな額縁が似合うだろう?
私なりに作ってみたよ
タイトルは「母」それだけなんだ
僕が生まれた事も
僕が生きているのも
貴女が優しかったから
どんな辛い時も
どんなに悲しみに暮れた日も
その絵があったから
今はまだ、飾らせてほしい
生命という鼓動に乗せて
「生きている」という確証のある
母、貴女を飾らせて
母、貴女が望むのなら
今迄の感謝の気持ちを
支えてくれた事其れも一つの
価値なんだと思うのです
私もその絵の中に
加わる事ができるのなら
タイトルを変えようと思う
そのタイトルは「家族」になると思うのです
僕が産まれた事も
僕が幸せなのも
貴女が優しかったから
どんなに苦しい時も
どんな絶望に瀕した日も
その絵があったから
僕が生きている内は
長く長く飾らせてほしい
「生きている」只それだけで
生きる糧になったんだ
何れ来るお別れを
惜しむ事なく幸せに
私を残していくでしょう
でも、今だけは只
今日だけでも只
傍に居て欲しい
母、ママ、お母さん
色んな読み方があったけれど
僕は僕なりにその愛を
心から叫び、生きるのでしょうか
錆びついたその額縁も
新しく変える事も無く
愛という気持ちだけで
飾らせてほしいのです
どうかそんな愛を
受け取って欲しいのです
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