|
|
|
1から先は数えない
|
作詞 Ibu |
|
二進法の定義が分からない
0から1への道が無い
抑々この数式に意味はあるのか?
彼は言い放った
「此れより数字の抹殺に取り掛かる」と
生き残りこの1(僕)は
0(彼女)と共にまだ生きるのか
数の暴力で支配していた
此の世界に終演が訪れるのでした
息吹と共に塵となった死灰は
1(僕)を置いていってしまったのか?
0(彼女)を探して早0000年の月日は
逢瀬の為だったのだろうか?
0と1によって完成された非世界線
其れこそ抗争による抗いの兵戈
憾む事さえ、欣ぶ事さえ予て無い
欣喜雀躍の賜暇すら無い
1を余と名付けるのならば
0を何で名付けるのだろう
数学的未踏問題文の構築
1(僕)より先への通過は無く
1+1=の応えが亡く
1-1=の応えだけがあった
0(彼女)を虐める者だけを
1(僕)は言い放った
「此等の数字は聽されない事なのか」と
この紛争にどれだけの
23456789(犠牲)があったのだろうか
死後れた1(僕)と0(彼女)は
何時か訪れる死に向かっていた
呼吸と共に死んで逝く者なのか
1(僕)はいて良いモノだったのか
0(彼女)さえいればと庶幾をした所で
変化は無いモノだという事が認識の外だった
然も当たり前の様に繰り返される世界線
有り得なかったを単簡に得た被造物
側む事さえ、浸る(ひむる)事さえ最早無い
意気自如すら叶わない希望だった
1の意味が分からずして
0の意味を問えなかった
機械的程序(プログラム)未回答の構築
0(彼女)より過去の歴女は亡く
23456789(他人)とは何が彷徨っていた
1(自分)の事すら認識できず
0(大切な者)の存在だけを
掴む事さえ拒んでしまったのか?
数字を文字に表現できなかった
偉い人が択んだのは1(僕)だった
握る事さえできなかった
0の存在を
0の為に必死に、抵抗も踠きしたが
それすら届かなかった、1(僕)のメモリー
之だけじゃ意味を為さない事位
分かっていた筈だったのに
此れで僕は一人だ
|
|
|