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暮春
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作詞 Ibu |
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春が終わり、季節は変わる
春が暮れ、別れを知る
笑い心も泣き心も
そう囁いで過ごしていた
無視をした、喧嘩もした
軽蔑した、避けたりした
それら全てを僕は知っているんだ
そういうのも一つの青春だったのかな
虐められ、蔑まれたり
人の為と、陽を演じた
でもさ、今さ、振り返ったらさ
なんだ、結局楽しかったじゃないか
大好きと伝える苦しさと
大嫌いと伝える悲しさを
一歩ずつ数えていたら
何方も勇気のある事だった
僕から別れる事も
君から別れる事も
誰か「さようなら」が
誰よりも深く感じた
笑ってなんで無理な話だった
強がってなんで無理な話だった
外面では笑顔で楽しくって
親の前でも我慢しきってみたけど
やっぱり駄目だったよ
今迄の思い出が
思うよりも込み上がってきて
愛という青春だったのだろうか
日常を、減り面ってた
ストーリーが、終るのを見た
今迄の別れとはちょっと違うみたいで
楽しさよりも寂しさを超えたみたいで
悩みを打ち上げる友情と
後悔しても良いという愛情を
そんな情熱を感情を気持ちを
伝える気持ち良さがあったんだ
「また会おうね」と
「だから別れよう」は
全く違う気がしたんだ
その言葉が体に染み付いた
立ち直るのにどれほど時間をかけたのだろう?
一緒に笑えるまでどれほど時間を割いたのだろう?
僕はとっても時間が掛かったよ、それ程この春は
皆もだったのかな、始まりから終わりまでの長さを
先を逝く人へ、「支えてくれて」と
後を逝く人へ、「後悔のない様に」と
そして僕と逝く人が居るのならば
僕は云うかもしれない
「嫌いじゃないな」って
ただの別れ話しか
僕は云えなかったけれど
また、もし出会えるのならば
また、話をしようよ
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