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月兎の跳躍
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作詞 Ibu |
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其れはリズムに合わせて跳ねる様な企鵝の様に
其れはリズムを崩して躍り狂う様な鯨の様に
君も飛び跳ねればいいと僕は思う
そう目的を見つけたなら
雨が跳ねる跳ねる跳ねる
人が飛ぶ飛ぶ飛ぶ
何処に行くのかも知らずに跳躍する
人が撥ねる撥ねる撥ねる
雨で濡れる濡れる濡れる
何を得ることができたのか?
月の上で兎が満ちては欠けて
影の中で光と共に翔ぶのさ
速度は一光年光と共にゆくのさ
最高の跳躍を手にして
其れは梅雨を表す紫陽花の様な
其れは夏を表す向日葵の様な
全てを表現できるのが人間ならば
月模様も表現できるだろう
雨で滑る滑る滑る
床に転ぶ転ぶ転ぶ
無意識に沼に吸い込まれるの
奈落に落ちる落ちる落ちる
天に縋り付いている
僕等の往く先には何があるのか?
上弦の時も下弦の時も乱れている
黒の月に跳躍する準備はできたかい
光より早い速度を保って
誰にも真似できない跳躍を
影が模様を作り出すならば
どんな生き物にだってなれたはずなのさ
それでもね僕等は餅を搗く兎を見た
だからこそ、証明するのさ
誰もが手を伸ばしたあの月に向けて
僕の中の月が満ちては欠けて
そんな懐かしい夢を形にするのさ
終わることの無い幻を現実に
移り映る月へ飛び込め!
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