|
|
|
「.」(ピリオド)
|
作詞 Ibu |
|
君の初めてはどれぐらい
あったと気づくには
全てが終わるその前に
数え始めよう
自分の癖ってなんだっけ?
僕らはどこまで旅をした?
自ら感じ取った音楽が
今終わろうとしている
他人のクセって何だろう?
皆(みな)はどこまでついてきた?
音楽にならない音楽が
今手に付けようとしている
AIと書いて「アイ」と呼ぶなら
心と書いて「アイ」とも呼ぶだろう
昔歌詞書いてた人と歌詞を書く
転がる心この頃転がり転ぶ
アイを「AI」と呼ぶならば
アイを「心」と呼ぶだろう
揃ったソロを又聞く
コクリ転び若気る日ノ常
そんな調子が良かった日々も
一コマずつ動いては消えていくんだ
だから僕は作詞家として描き続けるんだ
それがへんてこな歌詞だとしても
だから僕は足搔き続けるんだ
この曲がどうなるかだなんで考えず
それでも僕は進むんだ
全てに終止符を打つため
僕は歌い続ける
君も聴き続ける
点を付ければ終わってしまうような
そんな歌を歌い続けるんだ
楽しかった歌も
つらかった歌も
全てが一つの線になるから
終らせたくないそんな歌を
いつか訪れる終わりを知るまで
シャバドゥビドュブドゥバドゥラララ
ラララドゥララタラッタタッタルララ
ラルララルラッタッタッタルラトゥル
ドゥルルルルルルルッルッルッラッタ
この古ぼけた世界で
川のように無くなったものが
威勢を保つことそれすら
吹かれて塵となるだろう
その吹かれたものが
威厳の塊だったりしたならば
川の先の海に向けた歌なら
百年後の未来に古歌として残るのなら
皆が知っているんだ
「僕には才能がないんだ」って
でも僕は足掻く
「いつか報われるはずだ」と
でも頭が言うんだ
「無駄な事をするな」って
でも体がうずきだすんだ
「それでもやらなきゃ分からない」と
それでも病という形で
「足掻くな藻掻くな諦めろ」
その言葉を真に受けては
「とても残念です」と悟るふりして
治療という僕なりの形で
「変えてやるさ」と叫ぶんだ
それを決めるのには
あまりに遅くて
変えようとしなかった
過去を恨むけど
終わりは必ず来るけど
始まりは己が出す者だろ
終止符を打つのなら
まず始めることからじゃなきゃダメだろ
所詮はアドリブなのさ
喋る歌う嘆く事全てが
長いメッセンジャーなのさ
その”何か”を伝えるために
挑戦したいことは沢山
やりたいことも沢山
でも自分ができる事は
所詮一つしかないのさ
ならば塵を塊にしよう
Freeze時が凍る時
Style形を変え続けた
Slowlyそれはゆっくりと
Star流れ星の輝きすらも
Start始まりがあれば
End終わりもあるもんさ
Creation創めを一から付けたなら
Endless無限の夢の先へ
人には添うてみよ馬には乗ってみよとは言ったもんだ
始まらなきゃ何も変わらないことぐらい知っているだけだ
僕の全てを注ぎ込むのならば
終わりに向けて始まるのさ
長かった旅もいよいよ終わる でもそれは実は
再始動への道筋に繋がっているんだ
震えの止まらぬその焦りは
僕の最後を見届けて進ぜようが
僕のメロディが限界を超えるまで
歌という形で見届けるのなら
例えそれが周りに虚仮威しされようが
偽り?違うこれが本物だ
だから足搔きながら綴るんだ綴るんだ
綴るんだ
これが最後のメロディになろうとも
僕は知らない億万の曲の一部になってゆく
こんな終わりじゃ幕も閉めれぬな
好きな歌を真似してきたかもそれでも
僕は歌い続けるセンスの欠片も無いって言われても
これが僕のしたかったことだった ならば
曲を一つでも作り上げよう
そしたら自分を認めることが出来るだろう
格好の悪い古臭い僕のために
数え終えたかい
全てを気付くことが出来たら
さあ終わらせるんだ
最初で最後の.(ピリオド)
|
|
|