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リバース
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作詞 古ノ礎 |
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日没前の下ろしかけシャッター
冴えない温もりを求めて
白日夢と車内 特別を許した毒が
孤独な心に注がれる
歪んだ日常は不穏な楽園
過去の悲劇と罪のようで
見えない糸で手繰り寄せ
一人の夢想家(ひとごろし)を思い出す
異質な雰囲気で後味の悪い
貴方の中心に落ちていく私
いつしか輝く残像に溺れて
貴方の魅力に縋っていった
いつだって悪戯な脇役で居たかった
不埒な解釈も見過ごした
記憶に書き足す優しさの眼
無力に立ち去る静寂の音
涙する拒絶怒りの雨
振り出しで気づく因果逆転
理不尽なきっかけとつまらない焦点で
やるせない貴方を描いても
変わらない意味を届かない日々が
ひたすら見つめてるだけ
繰り返す困難も苦悩も痛みも
全て消えて無くなってしまったら
亡くした素顔と貴方が捨てた影
不思議なくらいに重なるのかな
懐かしい風味を嫌った貴方の
横顔と溜め息に包まれたあの日
見えない糸で手繰り寄せ
いつも余計に一言挟む
後悔に塗れた群衆の一人
錆びれた拳銃で撃ち抜く瞳
廃れた境遇に交わした契り
殺された胸中真実へ導き
崩壊間近の旋律は響き
閉ざした古傷が再び傷み
口だけ作り笑い不可解な戒め
踏み出せ美しく力の限り
血潮に染まった古時計
復讐の鐘も鳴らせぬまま
ただただ…
いつだって悪戯な脇役で居たかった
不埒な解釈も見過ごした
予告無し改札数秒前
閉幕告げたいつかのラプソディ
軽薄な決意今も行方不明
振り出しで気づく因果逆転
理不尽なきっかけとつまらない焦点で
やるせない貴方を描いても
変わらない意味を届かない日々が
ひたすら見つめてるだけ
繰り返す困難も苦悩も痛みも
全て消えて無くなってしまったら
亡くした素顔と貴方が捨てた影
不思議なくらいに重なるのかな
日没前の下ろしかけシャッター
冴えない温もりを求めて
白日夢と車内 特別を許した毒が
孤独な心に注がれる
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