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冀望
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作詞 😜頭お菓子胃😜 |
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早朝、曇天が僕を睨む
気分変えようとテレビを見る
でも雨音でなにも聞こえないよ
瓦礫に瓦礫が ドミノみたいな都市、町の喧騒は
空に抵抗を試みる雷のようで
それすら震災じゃ、もう涙を涙で隠すしか無かったんだ
陽光はかくれんぼしてるんだ
あの雨は陽を隠す水蒸気の一部にすぎない
止まない雨はないんだ でもそんな言葉じゃ騙せないよな
無力で非力で貪欲な僕達が
暗闇に泣き叫ぶのが
そんなに無様とは思わないぜ
錆びた倉庫に入れられた僕ら
スマホから流れ出す慰めすら嫌で
最小単位の希望はなんとか保ててはいたが
でもそんな中に
食料、飲料が山積みのダンボール
それを運ぶ人々
つい声をかけてしまったよ
結局「貴方は戻ってて」って言われたけどさ
いつしか涙腺がほどけて
涙が出ちゃってたよ
なんでかは分かんない
分かってるけど考えたくはない
涙は笑顔で消せよ、涙を涙で消すな
誰かを傷付けないと生き永えれなかった
凍えた夜に取り残された僕は嘆いた
無力で非力で貪欲な僕達が
暗闇に泣き叫ぶのが
そんなに無様とは思わないぜ
明日を忘れた星屑の一欠片が一斉に叫んでるよ
外の雨も 死んだ目から嫌でも流れ出す涙もさほど変わんないよ
もうこんな生活は嫌なんだ
僕らは精一杯拳握り上げ、唇から出血しながらでも謳った
そんな願いが叶わないわけがねぇよ
日常は日常のまんま
曇天の谷間に手を伸ばせ
びしょ濡れのその体で笑え
追い出されたホームレスも笑えば
無力で非力で貪欲な僕達が
暗闇に泣き叫ぶのが
そんなに無様とは思わないぜ
思わないぜ
思わないぜ
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