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京都未練恋
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作詞 小山 景司 |
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渡月橋の橋の 夜雨に濡れりや
運( つき)さえ縮んで ゆくと言う
寒い噂が 本当ならば
私とあなたは 終い傘
誰が言ったか 妻ある男(ひと)と
胸さえ震えた 小正月
春立つ道の 小雨に濡れて
明日は北へと 帰る男
寒い恋でも 命の恋と
夢ではあなたを 追う夜汽車
せめてか細い 肩先あたり
も一度聞かせて 杜氏(とうじ)歌
一人であおる 今年の酒は
悪酔い酒かな 辛いかな
寒い伏見で 仕込んだ恋を
あなたは見捨て 終い人
無理に作った 花嫁衣装
誰かにあげよか 卯月過ぎ
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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