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終焉の鐘と涙は温かくて
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作詞 TAICHI |
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花に囲まれた日は終わりだと決めつけていた
でも予想とは違っていた
ずっとずっと心地よい場所だった
いつも通りの 何気ない通勤路
一時の苛立ち ほんの少しの焦りが
こんな大惨事になろうとは
誰も予想しなかっただろう
誰も求めてはいなかっただろう
生と死は隣り合わせなんてさ
映画やドラマでは 当たり前の台詞なのに
現実に起きた時は 当たり前では済まない
花に囲まれる ほんの数時間前の気持ち
花に囲まれた日は終わりだと決めつけていた
でも現実は温かい一時で
ずっとずっと涙が止まらなかった
出掛ける前の 「いってらっしゃい」
帰宅して最初 「おかえりなさい」
その一言がもう聴こえない
僕は予想しなかっただろう
僕は求めてはいなかっただろう
苦楽を共にする主人公とヒロイン
ゲームやアニメでは 当たり前の物語なのに
現実に起きた瞬間は 当たり前では計れない
花に囲まれて 燃えゆく今現在の気持ち
鐘の音が響き 離れゆく記憶が切なくて
こんな姿になっても
一言でも言葉にできるのなら
「まだ貴女を守りたい」
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