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シャッターチャンス
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作詞 橙 ヨシヒコ |
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カメラがない時に限って
君は いい表情をする
自分の眼球の中に
シャッターがあればいいのに
いっそ写真家になるのが夢だ、と
嘘でもついてしまおうか
そしたら少しは 君を撮りたいことの
口実になるだろう
リビングストンデージーの花が咲いた
うれしくて写真を何回も撮った
現像するのはいつになるだろう
今の感動が残ってるだろうか
写真を撮らせてください、と
とても面と向かっては言えない
うまくいけば しめたもんだ
うまくいかなかった時が怖い
君の笑顔の写真が欲しい
そればかりを眺めていたい
シャッターチャンスは言うなれば
僕の勇気にかかってる
それほど好きじゃないアイドルも
角度によってはかわいい
それは逆の例もあるわけで
ゲンキンなものだね
写真を撮ります、と言われれば
いい顔をしようとする
僕は歯を見せて笑うのがイヤだから
口角を上げるだけ
自然な君を写真におさめたい
彼氏でもないのに わがままな奴だ
こっそり撮ってしまおうか
でも、嫌われるリスクが怖くて できない
ミリにも満たない違いが
印象を大きく変える
いい顔をしているつもりでも
いい顔には写らない
恋人を見る時の表情で
僕のことを見て欲しい
シャッターチャンスは言うなれば
これからにかかってる
骨抜きにされそうな君の笑顔
気を抜くと抱きしめてしまいそう
理性と本能の間でせめぎあう
プラスマイナスゼロの日々は続く
恋人を見る時の表情で
僕のことを見て欲しい
シャッターチャンスは言うなれば
これからにかかってる
君の笑顔の写真が欲しい
そればかりを眺めていたい
シャッターチャンスは言うなれば
僕の勇気にかかってる
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