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折り返し地点
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作詞 橙 ヨシヒコ |
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あの日の僕の あの言葉が
2人の折り返し地点だった
今だから分かる あの言葉だ
ちいさなヒビが入った日だ
なにげない言葉のつもりだった
言葉じゃなかったのかもしれない
モゴモゴしていた数秒が
ピシッ、という音とともに
君の気持ちが あの瞬間に
右下に傾いたのだろう
右上に持ち直すことはなかった
抱きしめても つなぎとめられない
あの日の僕の あの言葉が
残念な方の転機だった
もはや疑う余地もない
手をつなぐことも ためらわれて
興味をなくした子供のように
眼から光が消えたのが分かる
岸から離れた船のように
カナヅチの僕には なす術もなく
あの時期の すこしの迷いが
つい、態度に現れてしまった
反省じゃとても巻き返せない
あの時の自分を悔やむばかり
助手席の君が 僕に訊いた
私で最後にしてもいいの?って
もしも、あの時に戻れたなら
あの時の すこしの迷いが
つい、態度に現れてしまった
反省じゃとても巻き返せない
あの時の自分を悔やむばかり
君の気持ちが あの瞬間に
右下に傾いたのだろう
右上に持ち直すことはなかった
抱きしめても もう、つなぎとめられない
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