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化粧
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作詞 橙 ヨシヒコ |
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化粧を変えたんだね
そういうのには疎いんだけど
すっぴん好きな僕にとっては
なんだか けばけばしく視えて
やや いい感じな時期もあったけど
恋愛には発展しなかった
モールに勤めはじめてから
たまに顔を合わせるくらい
素朴でいつまでも垢抜けない
そんな感じの君だった
好きな人でもできたのかな
気にならないけど 気になる
悔しい気持ちにはならないけど
幸せになってほしいんだ
つまらない奴にひっかかって
傷付いたりはしてほしくない
余計なお世話だよね ごめんよ
なんだか気になっちゃってさ
そんな感情が湧いてくるところをみると
淡いなにかがあったのかもしれないな
化粧の知識はないけど
少し濃いんじゃないですか
それこそ余計なお世話だけど
職場の人に驚かれないかな
よそよそしくなったような印象
いまや仲良しってわけでもないし
あえて目を合わせないようにして
いるかもしれない売り場は避けて
いつも本ばっかり読んで
目立たない感じの君だった
でも話してみると快活で
そのことを知っているからこそ
上から目線なつもりはないけど
うまくいってくれたらいいな
へとんしれん奴に騙されて
不憫な思いをしてほしくない
余計なお世話だけど やっぱり
気になっちゃうからしかたない
相手が近くにいるかもしれないから
変な誤解を与えないようにしよう
この先 見かけなくなったなら
結婚したんだろう、と思うだろう
そのうちに風の噂で
そのことを知るんだろう
そしたら いよいよ、もう二度と
会うことはないかもしれないな
悔しい気持ちにはならないけど
幸せになってほしいんだ
つまらない奴にひっかかって
傷付いたりはしてほしくない
なにも知らないくせに ごめんよ
なんだか気になっちゃってさ
そんな感情が湧いてくるところをみると
淡いなにかがあったのかもしれないな
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