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自己犠愛
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| 作詞 碧い林檎 |
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他人の言葉に 傷付いて
何度も自分を見失いそうになる
いつかの私に似た女軍人が言った。
「貴女は人の痛みに寄り添いすぎる。それは、貴女のいいとこだけど心がもたないよ？
……だから、貴方がいいなら私に貴女の心を護らせて」
その言葉がどれだけ嬉しかったか 貴女はきっと知らないだろう
世界中の人が 私を疑っても貴女は信じてくれる気がした
だから 私はまた自分を愛せたよ
誰より強く 誰より可憐な人
どうかこれからもそのままでいて
誰かのためにと 必死なるほど
人との距離が離れてしまう
いつかの私に似た聖女が言った。
「人は自分の痛みはわかっても、他人の痛みは理解出来ない。
だから、私は人を傷つけることが出来ないの」
そう言って笑う貴女を抱きしめたいと 強く思ったよ
自己犠牲の精神は 私にもある
だから 私はあなたを理解出来るけど
誰より弱く 誰より慈愛に充ちた人
どうか幸せになることを諦めないで
自分のことより 他人のこと
人嫌いになりきれない私
鏡の向こうの私が言う。
「誰かのために必死になって、誰かのために傷ついて
私は私が大嫌い」
わかってる 自分が一番自分を大事に出来ていない
自分を守れない人には 誰も守れないよね
だから 私は私を赦したよ
誰より臆病で 自分より誰かを優先してしまう私
ここから変わるよ 幸せになるよ
どこかの誰かさん どうかあなたも自分を愛して大切にしてあげて
そうしたら 世界は幸せで溢れるから
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