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夢追い人は終わりなき旅をする
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作詞 RAi. |
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『よくある話だ』と僕を笑って 気の利かない言葉で怒らせてよ
壊れものを触るような指先 もう戻らない幸せを見るような視線
これ以上、惨めな僕を突き落とさないでくれ 叫んでも何も変わらない
腹の中に溜まった毒は煮えて 混ぜるなよ これ以上耐えられない
この世の不幸なんか知らないね だけど僕の未来を奪った奴は分かる
燃えては灰になりまた燃えて その繰り返しに飽きてきた頃、気づく
新しい夢を見たくて 必死に探しても何処にも見つかんなくて
ただ生きるそんなことが こんなにも難しいだなんて知らなかった
『大人になれよ』と背中を叩いて 誰でもいいから僕を叱ってよ
立ち入り禁止の鎖を跨ぐ 一人きりの真夜中の海は、とても綺麗で
なんとなく もう痛まないはずの膝の傷に染みる気がする、海水
溢れた涙が流れ星をとらえて 傷跡から染み込む海の薬が心を満たす
一番大切なものがある日突然、消えてなくなる 日常を奪っていく
世界は『それでも生きろ』と残酷に笑う そんな当たり前に気づいても
今日も、毒と薬が僕の腹の中で共存して 不思議なことに僕はまだ
まだ、夢を探して歩いてみている
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