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HALFWAY
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作詞 と或る |
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ALL DAY, ALL NIGHT
闇が呑み込んでいくニライカナイ
うずくまる少年少女を宿し
モラトリアム抱え生きる偽日
春風誘(いざな)われ伝う結晶
冷たく広がる空は群青
点と点、線と線、造り出す Start & End
その先はまだ……HALFWAY
古びたオルゴール
静寂(しじま)戦(そよ)ぐダウンタウン
路地裏のモノローグ
落書きの花は枯れず手折られず
無邪気の走馬灯
嘘くさいスプレーで芽吹いた派手なメッセージ
四の五の宣うだけ宣って そんだけ
興醒め
巡り巡って辿り着いて
はじまりの狼煙を上げる為ぼくら
誓いの旗、掲げて
汚れた手を固くぎゅっと握り締め歩いていく
青空を裂いて、風を切った、鳥の影
追うように
ひかりのなか 彷徨う
黴(か)びた R.I.P
線路沿いのアーティファクト
うろおぼえの流行歌
文字化けた夢が織り成すパレード
寝ても覚めても見るんだ
洒落くさいエゴで着飾った画面は消して
根も葉もない勇気を胸に秘め 当たって砕けて
笑いあえる大団円を繰り広げるパノラマ
目指しては、からまわる夜もあって
もっと単純なあり方で世界がはじまるなら
傷痕も、咆哮も、時間の流動に任せて
癒える日を待つだけ
与えられたもの壊して なくしたもの探している
独りになろうと拒んでも 独りは怖いと手を伸ばす
途方もない生路の果て ぼくらなにを築いている
誰も教えちゃくれないから 誰も分かっちゃいないから
淡い現状の片隅で
あてどない雲の下で
それでも、と ただ前を見据えて
巡り巡って辿り着いて
はじまりの狼煙を上げる為ぼくら
誓いの旗、掲げて
汚れた手を固くぎゅっと握り締め歩いていく
青空を裂いて、風を切った、鳥の影
追うように
ひかりのなか 漂う
陽だまりの中、月明かりの中
サイハテのぼくらは
涙枯らした分、糧として得た
未来という種蒔き即開花
願い、祈り、乞い、未だ殺風景
しかし終わらない、終わる気もない
加減を知らぬ問答 “QUESTION IS…”
共に導き出すぜ “ANSWER IS…”
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