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生者は語る
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作詞 クーロンさん |
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背中に傷
赤い瞳
暖かい心
冷たい唇
熱い吐息
死者が退屈そうにしている
そう 僕は待っている
飛べない僕に価値は皆無
繋がれないこと悔やむ
不規則に発する命の鼓動が
今尽きようとしている
その時僕は生きていることを実感する
赤い唇が
僕をかどわかす
傷が疼き
過去の過ちを映し出す
霧の向こうで僕の名を呼んでいる
それは大切な人?
それすらもわからないんだ
指輪が真実を隠す
命を分解したって
残るのはただの後悔
つまり無駄
天使は語る
生きる権利を頂戴
それは誰でも与えられるものではない
死者が泣いている
わすれないでと
心を分解しても
残るのは残虐性だけ
いつも奥に潜んでいる獣
悪魔は語る
それでも生きていたい
だって無にしたくないから
心はまだ生きている
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