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ヒーローになれないボクサー
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| 作詞 光陽 |
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必ず勝つよと おまえに誓ったのに
リングのマットに 俺は沈んでいた
いいとこ見せると 意気込んでいたのに
相手のアッパー 意識が遠退いてく
冷たいリングが あざけ笑っているよ
薄れる意識に 響くよ１０カウント
ああ ヒーローになれないボクサー
命懸けで リングに立ったのに
試合の終わった 静まるロッカールーム
自分の弱さを 恨み泣いていた
腫れた瞼（まぶた）に 痣だらけの体
それより痛む 薬ぬれないハート
朽ちた天井 ばかにしてるようさ
染みつく記憶に 響くよ１０カウント
ああ ヒーローになれないボクサー
おまえに似合う 男になれない
帰り道には 冷たい風が刺す
夕焼けの空に 響くよ１０カウント
ああ ヒーローになれないボクサー
愛の強さ 見せつけたかった
ああ ヒーローになれないボクサー・・
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