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ダブルブッキング
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作詞 光陽 |
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痛恨のダブルブッキング
一瞬で凍りつく空気
目と目がぶつかりあってショート
触れたなら感電してしまう
殺気だつアパートの部屋
逃げ出したい 危険地帯
弾丸のような罵声の応酬
一歩も動けずに立ちすくむ
優柔不断の結末 嵐が過ぎ去るの待つ
そうね結局は二兎を追うものは一兎も得ず
問い詰められる二者択一
ああ・・・ 誘導尋問
ごめんなさい ちょっと落ち着いて
ごめんなさい まずは座りましょう
ごめんなさい その手を離して
夢ならば どうか覚めてちょうだい
外は季節外れの嵐
窓に映る青い稲妻
恐怖をあおるフラッシュ
心臓がああ破裂してしまう
破れる乃木坂のポスター
乾電池のとれた時計
宙を舞う電気スタンド
部屋の物すべてが凶器と化す
操縦不能の言い訳 ただから回りするだけ
そうね現行犯なら火を見るよりも明らか
せめて最小限のダメージ
ああ・・・ 究極の難問
ごめんなさい お茶でも飲んで
ごめんなさい 話し合いましょう
ごめんなさい 急所はやめて
どうすれば この場はおさまるでしょう
ごめんなさい 早まらないで
ごめんなさい 冷静になりましょう
ごめんなさい 包丁は ねえ しまって
神あらば 我を救いたまえ
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